院長紹介
永原秀剛
ごあいさつ
私は医学生の頃より、地域で高齢の患者さまを支える地域医療、幅広く全身を診る総合診療をしたいという思いが強くありました。専門領域にリウマチ膠原病内科を選択したのも、頭からつま先まで幅広く診察を行う、最も総合診療に近い科の一つだと確信したからです。リウマチ膠原病疾患は関節、骨、皮膚、肺、心臓、消化管、肝臓、腎臓・・・と、全身の様々な臓器に異常が生じる全身疾患です。また、治療薬であるステロイドや免疫抑制剤は、感染症をはじめ、高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、骨粗鬆症などといった副作用を生じます。リウマチ膠原病専門医は、膠原病自体を改善させると同時に、これらの全身性の副作用をいかに改善させるかということを重点において診療にあたっています。
膠原病に伴って生じるこれらの全身性の病気は、いわゆる総合内科外来でよく遭遇する病気と重なっており、そういう面で、膠原病診療は総合診療に近い科だと思っています。
これから「超」高齢化社会を迎え、2025年には国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になります。地域でこれまで精一杯頑張って生活をされてこられた方々が、生涯生きがいをもって元気に過ごすことができるように、地域のホームドクターとして、医療を通してお手伝いしていくことができればと思っています。
座右の銘「喜ぶ者とともに喜び、泣く者とともに泣く」
資格・所属学会
- 内科認定医
- 総合内科専門医
- リウマチ専門医・指導医
- 認定産業医
- 医学博士(京都府立医科大学)
- 日本リウマチ学会
- 日本呼吸器学会
- 日本内科学会
経歴
平成18年 | 京都府立医科大学附属病院 初期研修 |
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平成19年 | 社会保険京都病院 |
平成20年 | 京都第一赤十字病院 呼吸器内科 |
平成22年 | 京都府立医科大学附属病院 膠原病リウマチアレルギー科 後期専攻医 |
平成29年 | 同上 博士号取得 |
平成29年 | 同上 病院助教 |
平成30年 | 同上 客員講師 |