かかりつけ内科外来
(総合内科外来)
かかりつけ内科外来には、いわゆる風邪や胃腸炎、膀胱炎、肺炎など急激に発症する病気の患者さまや、花粉症やインフルエンザなどの季節性に生じる病気の患者さまがよく来院されます。また、高血圧、糖尿病、高脂血症といった生活習慣病の患者さまや、呼吸器疾患(気管支喘息、肺気腫、肺がん、間質性肺炎など)、循環器疾患(心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈など)、消化器疾患(胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、慢性便秘など)、認知症、骨粗鬆症など様々な内科疾患をお持ちの患者さまが定期通院されておられます。
また当外来には、「こんな症状があるのだけれど、どの科を受診したら良いのか分からない」と受診を悩まれている患者さまが多く来院されます。当院は内科のクリニックですが、初診で来られる患者さまの症状は千差万別で、「手を包丁で切ってしまった」「足に湿疹が出て痒い」「下着に血がついて困る」「夜間の頻尿がつらい」など、多岐にわたる症状で来院されます。当院は地域のホームドクターとしての総合診療を心掛けておりますので、どのような症状であってもまず診察させていただき、その上で当院でそのまま治療をするか、さらに専門外来にご紹介するかの判断をしています。こんな症状で受診しても良いのかな、と心配される患者さまもおられますが、「いつでも気軽に相談できる地域医療の相談窓口」のようなクリニックを目指していますので、お気軽にご来院ください。
当院でよく診る症状
当院でよく診る診療科別の病気
リウマチ膠原病専門外来
リウマチ膠原病専門外来には、関節リウマチをはじめとして、様々な膠原病の患者さまが来院されます。リウマチ膠原病の患者さまは、病気の特性上、ご自身の病気と生涯の間お付き合いされることが多いため、大病院の専門外来を定期通院されるケースが多くなります。ただ、ご年齢に伴い、大病院の外来通院が困難になってこられるリウマチ膠原病患者さまが増えてこられています。当院では、そのような患者さまも含め、地域でリウマチ膠原病患者さまを支えていけるようなクリニックを目指しています。特に、ステロイドや免疫抑制剤等を使用している患者さまでは、感染症の際の抗生剤の点滴や創部の処置などを、大病院と連携して行っております。京都のリウマチ膠原病の患者さまが、地域で少しでも長くお元気に過ごしていただけるよう、訪問診療を含め、お手伝いできればと思っております。
訪問診療
当院では、京都市内の患者さまを中心に訪問診療を行っています。
これまで大きな病院の専門外来に定期受診をされていましたが、体調面でも今後も通院を継続できるか不安になっておられる患者さまの声をよく耳にします。また、足腰の不調や持病の悪化のため、病院に通院すること自体ができなくなってしまった患者さまも増えてきておられます。当院では、地域でこれまで精一杯頑張って生活されてこられた皆さまが、少しでも長く元気に過ごせるように医療を通してお手伝いできればと考えており、特に高齢者医療に力を入れています。また、24時間対応の訪問看護ステーションとも連携しながら訪問診療を行い、来院することが困難になられた患者さまのご自宅に定期的に医師が伺い、診察や検査、処方を行っております。詳しくはこちら >
健康診断・予防注射
当院では、患者さま方に健康で健やかな生活をできる限り長く過ごしていただくため、健診・予防注射を定期的に受けられることを推奨しています。詳しくはこちら >
来院時の持ち物
- お薬手帳
- 過去の採血結果
- 健康診断の結果
- 健康保険証
- 介護保険証(お持ちであれば)
患者様へのご案内(保険医療機関における書面掲示)
- 当院について
- 地域において包括的な診療を担う医療機関です。
- 医療情報の活用について
- 当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認や電子処方箋のデータ等から取得する情報を活用し医療DX推進の体制を整えながら診療をおこなっています。
- 発熱外来について
- 当院は受診歴の有無に関わらず、発熱患者等の受入れを行っております。
- 明細書について
- 当院は療担規則に則り明細書については希望者に無償で交付いたします。
- 一般名での処方について
- 後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。後発医薬品の使用にも積極的に取り組んでいます。
- 処方について
- 当院では患者さまの状態に応じて28日以上の長期処方、リフィル処方箋の発行をすることは可能です。
※これらの交付が対応可能かは原則病状に応じて判断いたします。 - 各種相談事項について
- 当院では、健康相談および予防接種に関する相談を実施しています。
また、介護保険制度の利用等に関する相談も実施し、要介護認定に係る主治医意見書を作成しています。介護支援専門員及び相談支援専門員からの相談にも適切に対応します。